第183章お金を持って何かをする、他に大騒ぎはしない

「おい、ずいぶん肝が据わってるじゃないか。自分の失敗を認めないどころか、今度は俺に悪態か? 罪悪感があるから逃げようって腹だろ? いいか、フロイドに嘘を認めて謝るまで、どこにも行かせないぞ」

メイソンの号令で、ボディガードたちが部屋へとなだれ込み始めた。

「いったい何のつもりだ? メイソン、お前どうかしてるぞ。エミリーに恨みでもあるのか? 好意で招いた客に、よくもそんな仕打ちができるな!」

事態が悪化するのを見て、フロイドは素早く割って入り、ボディガードたちを制してメイソンに向き直った。

メイソンの体調を思えば、フロイドも手厳しく叱りつけるのは控えたが、苛立ちは隠しようがなかった。

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